睡眠中のよだれの原因は疲れ?病気?睡眠不足?改善できる?

朝起きると枕が“よだれ”で汚れていることがあります。

うたた寝して、いつのまにか“よだれ”が垂れているときもあります。

みんなの前でつい寝てしまって“よだれ”が垂れていて恥ずかしい思いをした人もいるのではないでしょうか。

就寝中の“よだれ”をコントロールできればよいのですが難しいですね。

寝ている時の“よだれ”を気にしている人も多いようです。

睡眠中の“よだれ”にはどのような原因があるのでしょうか。

寝てる時の“よだれ”は他の病気に関係しているのか気になる人も多いようです。

睡眠中の“よだれ”は疲れに関係しているともいわれています。

 

次に、“よだれ”の役割・睡眠中の“よだれ”の原因・寝てる時の“よだれ”と病気との関係・睡眠中の“よだれ”と疲れとの関係・“よだれ”対策などの紹介をします。

 

“よだれ”の役割

 

i=httpss3A2F2Fs_eximg_jp2Fexnews2Ffeed2FNemgym2FNemgym_2258_1

 

“よだれ”が出る理由は、口腔内の食べ物の消化のサポートや、口腔環境を整えて外からの雑菌を寄せ付けないようにするからです。

睡眠中に“よだれ”が出るのは、鼻呼吸ができなくなった時です。

何らかの原因で鼻呼吸ができなくなって口呼吸になっているときに“よだれ”がでます。

口呼吸になると口が乾きます。

“よだれ”は口腔内の健康維持の働きがあります。

口腔内の乾燥を防ごうとして、“よだれ”が多量に分泌されます。

“よだれ”には、口腔内に残った食べカスを浄化する・虫歯を防ぐ・歯の修復をサポートするなどの役割もあります。

口腔粘膜を守って、口腔内の炎症の進行を抑制しています。

また、虫歯を予防・免疫サポート・口腔内の抗菌や殺菌・ガン予防などの役割もあります。

 

睡眠中の“よだれ”の原因

 

61SXCsSqK5L__SX466_

 

睡眠中の“よだれ”の原因には口呼吸があります。

寝てる時の“よだれ”には病気が関係しているときもあります。

風邪や鼻炎症状によって呼吸しづらい人は口呼吸になります。

風邪や鼻炎症状を原因として口呼吸になっている人は寝ている時に“よだれ”がでます。

また、体内が乾燥傾向にある人は口呼吸になりやすくなるので“よだれ”がでます。

体内が乾燥する原因には、睡眠前の飲食やアルコール摂取などがあります。

食後は消化運動が活発になることや、アルコールが体内の水分を奪うので体内が乾燥します。

睡眠中の“よだれ”には顎の疲れや顎の筋力の衰えも関係しています。

顎の筋力が衰えたり疲れていると口呼吸になりやすい傾向にあります。

顎の筋力が衰えると、睡眠中に意識しなくても口が開いて“よだれ”が垂れやすくなります。

口呼吸の人は舌の筋力が低下しているので、仰向きで寝た時に舌が喉の奥へ落ちてきて気道を塞ぎます。

舌が気道を塞ぐと、睡眠時無呼吸症候群に陥ってしまうケースもあります。

次に、“よだれ”対策などの紹介をします。

 

“よだれ”対策

 

睡眠中の“よだれ”の原因は口呼吸でした。

寝てる時の“よだれ”は風邪・鼻炎などの病気に関係していることもあります。

睡眠中の“よだれ”は顎の筋肉の疲れや筋力の衰えも関係しています。

睡眠中の“よだれ”対策は4つあります。

舌の筋力アップ・顎の筋力アップ・枕の改善・専門病院での検査などです。

舌の筋力アップには「あ・い・う・べ」体操があります。

口を大きく開けて「あ・い・う・べ」と発音する体操です。

毎日「あ・い・う・べ」体操を30回繰り返すことで舌の筋力アップができます。

顎の筋力アップは、食事で1と口について30回噛むことです。

枕は頭にジャストフィットさせることが大切です。

舌の筋力アップ体操・顎の筋力アップ・枕のジャストフィットでも“よだれ”が改善しないときには内科での診察をおススメします。

顎の筋力が衰えるパーキンソン病などの病気の疑いもあります。