バーストラウマになりやすい赤ちゃんはいるの?
バーストラウマになりやすい赤ちゃんはいるの?
バーストラウマとは出産時心的外傷のことです。
10ヶ月間の妊娠期間中にママの体内で受けたストレスをメインとした出産時心的外傷です。
赤ちゃんが胎児期・出産・出産後の期間に受けたストレスが心的不調や体調不良として現れることです。
赤ちゃんの心には、胎児期からのすべての記憶が存在しているといわれています。
表面的には記憶としてはっきり出てこないことが、心や体の感覚や不安な気持ちなどの形で現れてきます。
本人にも原因は分かりません。
赤ちゃんや幼児のときには、後追い・夜泣き・癇癪・ダダコネなどで現れます。
赤ちゃんの場合は、食事は普通なのに体重が増えない・よく吐く・目を合わせない・授乳を嫌がるなどがあります。
大人の場合は、怒りっぽい・攻撃性がある・摂食障害・うつ症状・パニックになりやすい・対人恐怖・ひきこもり気質などの症状として現れます。
バーストラウマが大人になってからの影響には、
・人間関係が上手に築けない
・人の目が異常に気になる
・恋愛が下手
・結婚生活をうまく築けない
・対人関係が上手くいかない
・漠然とした不安や孤独感などで現れることが多いようです。
次に、バーストラウマについて紹介します。
バーストラウマとは
バーストラウマは妊娠中・出産期・出産後にあります。
妊娠中・出産期・出産後のバーストラウマは赤ちゃんとママとでは違います。
赤ちゃんのバーストラウマについて紹介します。
妊娠中の赤ちゃんのバーストラウマは、
・産むのをためらった・できちゃった結婚
・男の子を望んでいるママが女の子を妊娠した
・女の子を望んでいるママが男の子を妊娠した
・忙しくて胎児のことを忘れがちになる・ママの強い不安感や孤独感
・切迫早産で入院・切迫流産で入院
・妊娠中にママが盲腸や子宮筋腫の手術をした
・つわりが酷い・ママの飲酒や喫煙・迷子
・へその緒のからみがあります。
出産期の赤ちゃんのバーストラウマには、
・難産・逆子出産・へその緒のからみ・無痛分娩
・帝王切開・早産・未熟児・陣痛促進剤・吸引分娩など
・仮死状態・出産を原因とした病気・安産などがあります。
ママのバーストラウマ
妊娠期のバーストラウマはママにもあります。
お腹の子を愛せない・夫婦関係・否定的な妄想・お腹がはる・産むのが怖い・夫の浮気などです。
妊娠期のママのバーストラウマの原因はママが潜在意識に持っている否定的な思いです。
お腹を愛せないママは、自分が母親から愛されていなかったという信念が原因になっているケースがあります。
お腹がはりやすいママには、冷え性や無理しやすいタイプの性格などが影響しているケースがあります。
夫の浮気の原因にはインナーチャイルドがあります。
夫のインナーチャイルドは、愛してくれるパートナーを確保しようとする心理のケースがあります。
出産後のバーストラウマ
赤ちゃんのバーストラウマには母子分離が原因のケースがあります。
赤ちゃんには時間の感覚がないので、チョットママと離れただけでも永遠のように感じてしまうことがあります。
一日だけママから離れただけでも淋しさや孤独を感じてしまうことがあります。
ママに見捨てられた、愛されたり大切にされないなどの信念を赤ちゃんが持つことがあります。
それは、無力感や無気力感やあきらめの感情に繋がっていくことがあるようです。
身体には、拒食・皮膚疾患・ぜんそく・アレルギー・過食・呼吸器障害・嘔吐・拒食などで現れます。
子供を愛せない気持ちや自傷・ひがみ・漠然とした不安から、恋愛や結婚が上手くいかないケースもあります。