鼻がカサカサするドライノーズの症状と原因、対策方法
鼻の中がカサカサする症状はドライノーズが考えられます。
ドライノーズの症状が現れる原因や対策ができます。
鼻は嗅覚がある感覚器や呼吸のための呼吸器になります。
人の鼻は外鼻と鼻腔に分けられます。
外鼻は、顔面の中央に突き出している鼻根・鼻背・鼻翼・鼻尖の部分です。
鼻腔は、外鼻のすぐ裏から奥の後鼻孔で咽頭に繋がる空間になります。
鼻腔は、中央に鼻中隔の仕切りがあり左右に分かれています。
前鼻孔から約2cmの部分は鼻前庭と呼び、皮膚が覆い空気をろ過する鼻毛が生えています。
鼻腔部分には、呼気を温めて適度な湿気を与える・埃などを取り除き空気を浄化するなどの役割があります。
鼻は口とつながり、鼻涙管で目と、耳管で耳とつながっています。
鼻腔は鼻前庭を除き全体が粘膜で覆われています。
鼻腔上部を覆う粘膜層は嗅上皮と呼びます。
嗅上皮は嗅覚を担う嗅覚器になっています。
次に、鼻のカサカサ症状・ドライノーズ症状とドライノーズの原因などの紹介をします。
鼻の中のカサカサ
鼻の中の粘膜がカサカサになって乾燥する症状をドライノーズといいます。
空気が乾燥してくると鼻の中がカサカサします。
ドライノーズの特徴は、鼻の中の乾燥感・ムズムズ感の症状になります。
ドライノーズになると鼻の中がムズムズするので、鼻水は出ないのに鼻をかみたくなります。
鼻の中の乾燥感やムズムズ感と共にピリピリした痛み症状がでることもあります。
ドライノーズの症状が進行すると出血や炎症などの原因になることもあります。
ドライノーズの原因
鼻の中がカサカサに乾燥して、乾燥感・ムズムズ感・ピリピリ感などの症状がある場合はドライノーズの疑いがあります。
次に、ドライノーズの症状がでる原因を紹介します。
ドライノーズの主な原因は乾燥した空気の中での生活です。
冬季は空気が乾燥しています。
オフィス・マンション・ホテルは気密性が高く、セントラルヒーティング・エアコン等の空調設備の稼働により湿度が20%以下になることも多くなっています。
乾燥した室内で1日の大半を過ごす生活がドライノーズの原因の一つだと考えられています。
ドライノーズの原因には、アレルギー治療用のスプレー薬の使用もあるようです。
ドライノーズが気になったら早めに耳鼻咽喉科での診察をおススメします。
ドライノーズ対策
鼻の中がカサカサに乾燥して乾燥感・ムズムズ感・ピリピリ感などの症状がでたらドライノーズですね。
ドライノーズの症状が起こる主な原因は空気の乾燥です。
ドライノーズ対策には、
・ドライノーズスプレーの使用
・濡らしたガーゼを当てたマスク
・室内の加湿などがあります。
ドライノーズスプレーを使えば、霧状の洗浄液が乾燥感・ムズムズ感を改善します。
鼻の中の乾燥は鼻の浄化機能低下を招くので、ドライスプレーで鼻の中を洗浄するのも大切です。