お通夜、葬式の帰りに食事や買い物をしても良い?
お通夜・葬儀・告別式の帰りには食事・買い物をはしても良いのでしょうか。
自宅に帰ってから着替えて改めて買い物や食事に行くのが面倒な時もありますね。
また、久しぶりに会った知人・友人・親戚とゆっくりと食事しながら話したいときもあります。
只、仏事の帰りの服装のまま食事や買い物をしていると、他の来店しているお客に違和感を与えてしまいそうで心配です。
仏事の後に着替えるなどすれば、他のお客に気づかれることもありません。
通夜に弔問する際の服装は喪服である必要はありません。
通夜の服装は、喪服でなくても地味な服装であれば構わないというしきたりがあります。
訃報を聞いて、急いでかけつけたという状況ですが派手な服やアクセサリーは避けるのが無難です。
最近は、通夜のみの弔問にして葬儀・告別式は出席をしないというケースも増えているので、喪服での出席者も多くなっています。
喪服での弔問でのポイントは、遺族の服装よりも格上にならないことです。
次に、お通夜・葬儀・告別式の帰りの食事・買い物をしない・するなどの紹介をします。
お通夜・葬儀・告別式の帰りの食事
お通夜・葬儀・告別式の帰りには食事・買い物をしないとする地域が多いようです。
遠方の仏事があっても他の用事はしないで帰るのが当たり前とされています。
もし仏事があった地域に用事があっても仏事の日は直接自宅に帰ってから改めて出直すそうです。
「折角、東京まで来たから買い物して帰る」とか、「葬儀の近くに親戚の家を訪問する」などは良くないとする考えです。
楽しいことは仏事のついでにしないとする考えです。
連れて帰らないように食事や買い物
お通夜・葬儀・告別式の帰りには、食事や買い物をして帰るのが普通の地域もあるようです。
お通夜・葬儀・告別式の帰りに食事や買い物をして帰るのは、霊を家に連れて帰らないようにするためです。
食事や買い物がなくてもどこかに寄るのが当然になっています。
その地域では、お通夜・葬儀・告別式の帰りに参列した人が茶や食事をしてから帰るようです。
その地域では、お店の人も慣れているのでなんとも思っていないようです。
遺族に対して・宗教的に
お通夜・葬儀・告別式の帰りに食事・買い物をしても良いか否かは、遺族に対して失礼にならないようにすれば良いと思います。
遠方の仏事に行ったときに用事を済ましたいときは、着替えを持っていけば良いのではないでしょうか。
遺族に対して失礼にならないように、宗教的に大丈夫であれば、仏事後に着替えをして用事を済ませば良いと思います。