中耳炎の熱!期間は何日続く?いつから風呂に入って良い?

中耳炎の熱が出る前に病院での治療をおススメします。

中耳炎とは中耳に炎症が起こる病気です。

中耳炎には、急性中耳炎・慢性中耳炎・滲出性中耳炎があります。

急性中耳炎は、中耳に炎症が起こっている状態です。

慢性中耳炎は、急性中耳炎の後鼓膜が穿孔したものになります。

滲出性中耳炎は、中耳に浸出液がたまっている状態になります。

中耳炎の多くは細菌感染症ですがウイルス感染・膠原病の時もあります。

中耳炎は主に細菌が中耳に入り炎症を起こす病気になります。

子供に多くみられる病気ですが大人でもかかることがあります。

子供に多くみられる原因は、成長途中の子供は耳管(じかん)が未発達なことです。

子供の耳管は十分な長さがなく、角度も水平に近いことから細菌などが侵入しやすくなっています。

子供が風邪に感染した時や鼻や喉の病気になった時には注意してください。

子供は中耳炎にかかりやすいので気を付けましょう。

子供が習慣的に鼻すすりを行っている場合は中耳炎のリスクが高くなるので注意してください。

鼻すすりをすると中耳が陰圧になって細菌を吸い込みやすくなります。

中耳炎を起こす起因菌の多くは、インフルエンザ菌と肺炎球菌とモラクセラ・カタラーリスになります。

3種類の細菌で細菌感染による中耳炎の9割以上を占めています。

インフルエンザ菌・肺炎球菌・モラクセラ・カタラーリスの場合は、抗生物質に対する耐性化が進んでいていることが問題になっています。

 

次に、中耳炎の原因・発熱や対策や中耳炎はいつからお風呂に入って良いなどの紹介をします。

 

中耳炎の症状

 

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中耳炎の原因・発熱などの症状は、急性中耳炎・慢性中耳炎・滲出性中耳炎で異なります。

急性中耳炎では、耳の痛み・発熱・聴力低下などの症状があります。

鼓膜穿孔を起こすと耳だれがあります。

滲出性中耳炎の症状は耳が詰まる感じ(耳閉感)です。

急性中耳炎のような痛みはありません。

真珠腫性中耳炎の症状は、難治性の耳漏・聴力低下・痛みになります。

炎症が内耳に進行すると“めまい”が生じるようになります。

 

急性中耳炎

 

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急性中耳炎の症状がでたらすぐに耳鼻咽喉科で治療を始めましょう。

急性中耳炎の治療には、

・痛みを止める

・うみを拭く耳鼻科ではみみだれを吸う

・腫れがすごく強い時には抗生剤を飲む

・菌がこれ以上入らないように鼻をとります。

中耳炎の痛みは、一晩~2日・3日なので痛み止めを飲みます。

耳の下や耳の後ろを冷やすだけでも楽になります。

耳の痛みが取れないときは救急で耳鼻科に行きましょう。

 

中耳炎はいつからお風呂に入って良い?

 

急性中耳炎の症状がでたらスグに耳鼻科での治療を始めましょう。

耳鼻科で治療期間での注意がされます。

・痛みや発熱のある間は安静にて生活します。

・中耳炎の治療をしている耳鼻科の医師の許可を得るまで洗髪や入浴は控えます。

・鼻は強くかまないように気をつけます。

鼻は左右別々にそっとかむようにします。・鼻水はすするのは禁止です。

鼻をすすると中耳炎を悪化させます。

・耳鼻科の医師から完治されたといわれるまで治療を続けます。