つわりはいつからいつまで?つわりがない人もいる?
“つわり”は悪阻(おそ)と呼ばれる妊娠初期に起こる吐き気や嘔吐になります。
“つわり”が始まるのはいつからでしょうか。
また、“つわり”のピークはいつごろになるのでしょうか。
“つわり”の原因はいくつか考えられています。
ホルモンの一種の「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」が関係しているという説や、妊娠で体質が変わるためなどです。
諸説はいろいろありますが医学的には立証されていません。
“つわり”の症状には心理的な要因にも大きく左右されるとの考えもあります。
“つわり”は、妊婦が摂取した有毒物から胎児を守るための防衛機能ではないかという考えもあります。
“つわり”が胎児を守る防衛機能ではという考えは、
・3ヶ月前後の胎児がもっとも有毒物の悪影響を受けやすい
・食物に含まれる有毒物の濃度と嫌悪感を引き起こす匂いや味との関係・
“つわり”のない妊婦は流産しやすいなどからでています。
“つわり”が妊婦自身への防衛機能であるとの考えは、妊婦の免疫系が妊娠中は抑えられているからというのがあります。
妊婦にとっては、寄生生物や有害なバクテリアを含む動物性食品危険であり、“つわり”は肉や魚(動物性食品)などによって引き起こされる場合が多いという理由からです。
次に、つわりの症状やいつから?ピークは?などの紹介をします。
つわりの症状
“つわり”の症状はいつから始まるのでしょうか。
“つわり”の症状には個人差がありいろいろあるので紹介も難しいですが、一般的な“つわり”の症状を紹介すると次になります。
・吐き気・嘔吐・頭痛・眠気・倦怠感
・匂いに敏感になる・唾液の増加・食べ物の好き嫌いが激しくなる
・好みの食べ物が変わるなどです。
食べ物の匂いでは、米飯やタバコの匂いなどに嫌悪感が激しいケースが多いようです。
“つわり”が激しくて飲食できない
・1日に何度も嘔吐する
・排尿が少ない
・1週間に2~3kg以上も体重が減る
などは「妊娠悪阻」の可能性があるためスグに病院で診察・治療することが大切です。
つわりはいつから
“つわり”はいつから始まるのかは個人差がありますが、多い時期を紹介します。
“つわり”が始まった時期では、妊娠2ヶ月から始まったなどが妊娠経験者の意見では一番です。
“つわり”が始まった時期では妊娠2~3ヶ月に集中しています。
育児関係の書籍では“つわり”は妊娠5週頃から出現し、16週頃には軽快するとなっています。
つわりのピークと対策
“つわり”は妊娠2~3ヶ月頃に始まって4ヶ月過ぎ頃には軽快するのが一般的です。
“つわり”のピークを妊娠経験者の意見に聞くと妊娠3~4ヶ月くらいがピークのようです。
只、妊娠5ヶ月目でも“つわり”が重い妊婦さんがいるので心配ですね。
“つわり”が終わった時期では妊娠5~6ヶ月が多くなっています。
“つわり”対策としては、
・手元に甘いものをおいて低血糖を防ぐ
・水分と好物の摂取を心かける
・身の回りから嫌いなものを避ける
・ストレス解消に気を付ける
・嘔吐が治まる香り・食品・環境つくりを考えるなどです。